『学び合い』
授業づくりネットワーク「個別最適な学び」をようやく読み終えることができた。 個別最適な学び 授業づくりネットワークNo.40 学事出版 Amazon 読んだ感想というと? 「個別最適化」や「個別最適な学び」という言葉はよく耳にしていたけれど、「結局、何をも…
夏休み中に丁寧に読みたいと思っている本。 授業づくりネットワークNo.30―授業記録を読もう! 書こう! (授業づくりネットワーク No. 30) 作者: ネットワーク編集委員会 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2018/08/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) この…
習熟度別担当としての初の『学び合い』を振り返り中。19日の会に向けて、工夫したこと、発見したこと、課題と感じたことなどを整理しています。今回は工夫したことを1つ紹介します。 工夫① 3つの成長チャレンジのうち、人間関係を広げるチャレンジを『学…
先日立ち上げた大阪『学び合い』大地の会による第1回目の『学び合い』の会を開催します。初回の報告者は私です。テーマは「習熟度別算数の『学び合い』3クラスで比較する成果と課題」です。初の試みで、内心はドキドキしますが、参加者の方といろんな視点で…
2ヶ月の育休から復帰してあっという間の1ヶ月半でした。まだ休んでた期間の方が長いんですね笑 大分と体力も勘も戻ってきたような気がします。 さて、今週で担当している算数の授業もひとまず終了。25名〜30名×3クラスを担当しました。普段の授業とはかけ離…
『学び合い』は方法でしか考えられない。という意見に答えるとすれば、それは「本気で1人も見捨てたくないと思えていないから。心の底から願えてないから。」になる気がします。結局、教師の肝がどれだけ座っているか。それだけで、語りかける言葉も表情も…
現在、1学期の復習に入り、3クラス中2クラスがセレクトタイムによる『学び合い』(個々に課題を選び、計画を立て学習していく方法)、残り1クラスは全員が共通の課題での『学び合い』と、大きく2つの進め方に分かれています。その2つの『学び合い』を見てて…
子供の育ちと先生の時間を両立させる授業プランのグループの第1期として勉強中のセレクトタイム計画表。早速、算数科のまとめの学習に導入してみました。全5時間、自分で何をどのように学ぶのか、計画を立て学習を進めていきます。(プリント編集のミスありで…
最近何度も読み返している本。 子どもにいちばん教えたいこと―将来を大きく変える理想の教育 作者: レイフエスキス,菅靖彦 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2007/11/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 168回 この商品を含むブログ (…
6月復帰に向け、算数の課題づくりを進めています。 作りながら感じたのは、アウトプット型の課題(~図や文章で説明しなさい)は学力状況調査のB問題と似ているということ。 例えば、6年生の分数のかけ算・わり算であればこんな感じ。 ひろしさんは「2/3…
『学び合い』を広めるための方法として、「課題集」をつくったらいいのではという思いがあった。でもここ最近は、課題のリストを作ったところで何になるのだろうと思うようになっている。初めての方には便利なんだろうけど。当初と違って躊躇している自分が…
『学び合い』の社会科で課題づくりのときに使っていた方法です。 個人的にやりやすかったので共有します!! その名も「はてな思考」 紹介するその前に課題づくりのおおよその流れを確認しておきましょう。 次のような感じになるかな?と思います。課題づく…
昨日は卒業生の中学校入学式。 元6年担任として出席してきました。 職員室に戻ると嬉しい電話が・・・ 「先生報告があります。自分から声かけて友達5人できたよ!」って。 昨年、人と関わる練習をするために個別支援の算数から学級での『学び合い』にチャレ…
単元自由進度の『学び合い』をやるのは、1単位時間で学習の成果は測れないという思いからです。一斉授業の場合、全員が分かったように終わらせることはある程度可能です。まとめを書かせて、大事なことだからよく確認しとけよ!という感じで・・・完全な自己…
metch96.hatenablog.com 前回の記事では、『学び合い』の初期の課題づくりについての内容でした。 今回はその課題をつくるにあたっての、学習指導要領の生かし方について考えます。 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編 作者: 文部科学省,文科省= …
『学び合い』の課題づくりでは、課題の質や課題の量、テストの評価と一致しているかどうかなど、作る上で意識する点がいくつかあります。ただ学級開きをして間もないときは、「子どもたち同士の関わり合い」を増やすことが大切です。「全員達成」を目指すた…
「一斉授業ができないと『学び合い』はできない。もしくはやらないほうがいい。学級が崩れてしまうから」 このような言葉を言われたり、教育書の中でも何度も目にしていました。その影響もあって、一斉授業のスキルがまだまだな私には『学び合い』はできない…
今年度の『 学び合い』は夏休み明けの8月からのスタートしました。1,2年目の失敗から、一度は関連書籍を全て捨てたほど、『』から逃げていたのです。 再開したきっかけはいたってシンプルです。 今の(当時の)自分の中途半端な実践では、目の前の子どもたちを…
前回、『学び合い』と信頼ベースの学級ファシリテーションの実践が対立してしまったことについて書きました。 metch96.hatenablog.com さらにいろいろ考えたんです。 もっと楽になれる方法ないかなぁって。 で、気づきました。 「○○さんの実践・考え」の寄せ…
31人全員での算数『学び合い』が始まりました。 休み時間、僕が仲介に入らないと友達とつながれないあの子が、班のメンバー3人に問題の解き方を教わりながら学んでいる。クラスのメンバーと話をしている。 「あんなぁ、これは最小公約数でわるねん~」 「…
昨年まで特別支援学級にで算数を学習していた児童が、今週からクラスで一緒に算数を学ぶことになりました。もちろん『学び合い』です。今日は特別支援学級最終日ということだったので、その児童が『学び合い』にチャレンジする価値を語りました。 語ったこと…
昨年Twitterでも書いたんですけど、 『学び合い』の実践者は、皆同じ壁にぶつかるのかもしれない。レールに乗ってるかのごとく。ただ、他の実践と違うところは、その失敗に対する改善方法が、膨大な研究により蓄積されているということ。本の悩みに対する答…
社会の単元自由進度『学び合い』の最終課題はレポートでした。全員が単元の最後にレポートを出せること。これが全員の達成すべき課題だったのですが、、、レポート提出は31人中20人。全員達成ならず。プロジェクトアドベンチャー(PA)のDREAMS COME TRUE。め…
懇談会でのエピソード。単元自由進度の『学び合い』で、友達のサポートを得ながら、見事100点を取ったAさん。そのAさんの親御さんと今日は面談がありました。Aさんは自分から話しかけるのがとても苦手で、自分から「ここ、分からへんのやけど」と言えるよう…
今回の「順列・組み合わせ」の単元では、嬉しいことがありました。「一緒にやろう」と声をかけ、サポートした友だちが見事100点を取ったのです。サポートしてた子たちは大喜び。ただ、その子は実を言うと内気な子で、周りに「教えてくれへん?」と言えるよう…
単元自由進度の『学び合い』で学習を進めると、だんだんと時間割が関係なくなってきてしまいました。というのは、子どもたちは、その時の各教科の進度によってやることを変えるようになってきているからです。例えば算数の時間。『せんせー、算数の課題終わ…
友達へのサポートって聞かれたら教えたり、困ってたら声かけたりだけじゃないよね。「静かをつくる」これって、真剣な学びをするための最大のサポートだよ。というか、これができずに学習を進めている人は、自分も友達も大切にしてないってこと。まずは当た…
算数反比例の単元『学び合い』で今までにない最高の結果を出すことができました。テストを返す度に、「マジかー!目標達成!」とどよめきが起きました笑子どもたちには次のように語りました。「君たちの力でここまで辿り着いたんやで。君たちは自分たちで成…
算数の学習は、比例・反比例の単元から一人一人好きなペースで進めています。小単元ごとではなく、単元まるごと「はい、どうぞ」で任せる『学び合い』です。比例では平均点78点。最低点25点。学び合う関係性はできてきたのに、頑張っだ割には結果がいまいち…
明日は、単元丸ごと『学び合い』算数の単元テストだ。比例のテストで平均点が78点と、思ったより結果が伸び悩み、今回の反比例のテストは「本当の分かる」を目指して取り組んできた。ここでいう「本当の分かる」とは、友だちに教えてもらって分かった!から…