七転び八起き

『信頼ベースの学級づくり』や『学び合い』の考えをベースにチャレンジ1年目です。実践を通して感じたことを書いていきます。

リアルは伝わる、良くも悪くも

『学び合い』を再開するにあたって、


なぜ『学び合い』なのか、

1人も見捨てないことで子どもたちが得られるもは何なのか、もう一度自分なりに整理している。関連書籍を読んでは自問自答して、スケッチブックに書く。それの繰り返し。


まぁ、この工程をいくら繰り返しても、やってみないことには何も始まらないし、腹には落ちないんだろうけど、、


「なぜ、学び合いなのか」は自分の中ではっきりさせたくて。じゃないと始めることはできない。覚悟が決まらないから。


話は変わるけど、今「1人も見捨てない」をあるコミュニティで実践している。


やってみた感想というと、、、

やっぱりこりゃ簡単じゃあない(苦笑)

相手の気持ちなんてコントロールできないし、場合によっては自分の感情が揺らいで、つい「勝手にしろよ!」と相手のせいにしようとする自分がいた。


2年前の僕は、そんな様子が子どもたちに見受けられると、


「それじゃいけない。学校は仲間と折り合いをつけながら課題を達成する、その練習をする場所なんだ。将来、自分と仲のいい人とばかりと仕事できるわけじゃないんだよ?簡単にあきらめたらいけない。見捨てたらだめだと言ったじゃないか!」


と表面だけの薄っぺらい、心ない言葉を子どもたちに浴びせていた。子どもたちは僕の心の中なんてお見通しだったんだろな。僕が子どもだったら、アホらしいってなる。確か、ここから『学び合い』が上手くいかなくなった。


「1人も見捨てない」

素敵な言葉だけど、簡単ではない。


それを分かった上で、それでも「1人も見捨てないことって価値があるんだ」ということを僕自身が実感して、共有していかないといけない。「決して簡単じゃない。先生も難しいって思うことあるよ。でも、、」って。


決してかっこよい言葉でなくても、たどたどしくても、大人が本気で感じている言葉は子どもたちに届く。

自分が感じているリアルな部分が、『学び合い』の語りになり、子どもたちを動かしていく。


リアルな言葉で話そう。

それが本気で語るということなんだ。



僕はAL時代を切り開けるのか

友人に薦められて読みました。

よくわかる学校現場の教育心理学 AL時代を切り拓く10講

よくわかる学校現場の教育心理学 AL時代を切り拓く10講

 

 

AL(アクティブラーニング)に取り組むにあたっての心構えや必要な資質・能力について書かれています。

 

読んだ感想を一言でいうと、、、講義を読み進めるごとに冷や汗が止まらなかった。

「このまま、君はALの時代に突入していける❓その覚悟は本物か❓」

と常に問われている気分だった。

 

自分がALと思って実践していた授業は、どれも中途半端でとてもALとは呼べないものであったということ。つまり、僕は学びの深まりを偶発生に委ねていたということに気がついた。

 

堀氏は、ALで子どもたちの学びを深めるためには、発言の順番やKJ法、ワールドカフェによる意見の発散交流など、ファシリテーション的な交流活動を意図的に組む必要があると述べている。交流したからOKという表面的な部分ではなく、学びに深まりが生まれるような話し合いになっているか、という交流活動の構造的な部分への配慮が大切であると。

 

AL型授業を機能させるには、グループ内で「相対的に成績上位の子」に自分よりも成績下位の子がもたらす情報によって「新たな認知構造」を獲得できるという経験をどれだけ保障できるかという点が重要である。

 

 自分の授業は、賛成反対に分かれる対立型で進めることが多く、異なる立場での意見の交流はよくやっている。正直、交流する子どもたちの姿や、話し合った結果、立場が変わる子もいて、その様子に満足していた。けれど、対話の深まりは、その時の子どもたちの調子で左右されることが少なくなかった。

 

 また、個人的な感覚ではあるが、『学び合い』の考えをもとに「はい、どうぞ」で子どもたちに委ねるスタイルは、協同生(つながり)を手っ取り早く深められる一方、ほんとうに学べているのか、表面的な学びで終わってしまっているのでは、という疑問を感じずにはいられなかった。今年は、学びのフォーメーションをこちらで指定するなど、わりと構成的に授業を進めていたつもりであったが、まだまだ爪が甘かったようだ。

 

本書は、そんな形だけのALから脱却するためのヒントがたくさんつまっている。

 

特にインパクトがあった内容は、

《第5講「動機付け」のAL型授業の活動ポイント》

《第6講 「動機付けIII」価値ある情報を生むシャッフルタイム》

 

「交流活動の発言順によって、学びの深まりが変わる」

正直このようなことを考えて授業をしたことがなかった。

これは一斉指導でよく言われる、子どもたちの考えを発展させていくために指名順を考えることと同じなのだけれど。そんな一斉指導の技も授業では使ったこともなく、読むたびに自分の底の浅さを思い知らされた。

穴があったら入りたい気分だ。

 

表面的な姿じゃなく、

交流活動をすることでどのようなことが起きるのか、

構造的な部分にもっと目を向けなければならない。

 

本物のALに近づけるのか。

まだまだ勉強することはもりだくさん。

 

今読んでいるのは、

名著復刻 授業で鍛える

名著復刻 授業で鍛える

 
授業の腕をあげる法則 (教育新書 1)

授業の腕をあげる法則 (教育新書 1)

 
1年間を見通した白熱する教室のつくり方

1年間を見通した白熱する教室のつくり方

 
よくわかる学級ファシリテーション3―授業編― (信頼ベースのクラスをつくる)

よくわかる学級ファシリテーション3―授業編― (信頼ベースのクラスをつくる)

 
クラスのちからを生かす: 教室で実践するプロジェクトアドベンチャー

クラスのちからを生かす: 教室で実践するプロジェクトアドベンチャー

 

一斉指導、ファシリテーション、ワークショップ型と異なる分野を並行読みしている。

 

特に、自分が学ぶべきは 一斉指導の細やかな指導法。

賛否はあるが、一斉指導の技を身につけておいて損はしないと思う。

両極を学ぶことで自分の中に変化が生まれるはずだ。

 

 

本物のALとは何か、

主体的で対話的な学びとはどのようなものなのか、本書を参考に模索していきたい。

思いやりと言う名のノイズ

算数が苦手なA君。


分数のわり算

仕上げの問題です。


スタートから投げやりな感じで。

前においてあるプリント問題をといて解いている。けど、やり方はかなり適当。プリントのレベルも彼からしたら少し高め。これは一緒にやった方がいいなぁと思い、こんな感じで声かけしました。


僕「〇〇君、こっちおいで。一緒にやろう」


子「自分でやるからええねん」

と言いながら、机の上に突っ伏している。


僕「レベル高いプリントやるからやぁ。まずはこの問題からやろうよ」


机に近づき、計ドを開く。


子「俺には無理やからぁ。」


ノートに俺はバカと書いてある。


僕「これはできるやつやん。できる技を少しずつ確実に増やしていこ。まずは計算問題や」


とまぁ、こんなやりとりだったんですけど、

こんな関わり方でやる気にさせれたら、苦労しませんよね。


A君は課題が多い子なんですけど、

今回のことについては彼がなぜやる気をなくしているかをもっと考えなければいけなかった。原因の1つに僕の関わり方の不味さがあったと思います。



・彼が算数に苦手意識を持っていることは多くの子たちが知っている。のにも関わらず、みんなに聞こえる声で指導をする。

・僕の言葉は、結局「〇〇君はできへんから先生がつかな無理やろう」的なメッセージになっている。

良かれと思ってかけてる言葉が、彼の自己肯定感を下げている。


以上のことから、

そもそも授業が始まる前から、

・やるべき課題を明確にしておく

・彼に見合ったレベルを示し、それをクリアする。目標設定を細かくしていく。


などの声かけをすれば良かったのではと仮説を立てる。そしたら授業中に、僕から彼への無用なノイズは少なくなる


自分のレベルにあった明確な目標がある彼は、スムーズにスタートを切れる。


かもしれないと、自分の関わり方を反省しています。僕の声かけはノイズでしかなかった。


反省。





質問づくりやってみました

国語 物語文「風切るつばさ」で質問づくり(QFT)にチャレンジ。


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初発の感想→質問づくりに変えました。


質問の焦点は「各場面の登場人物の気持ち」


ダンロスステインさんが示した手順とは違いましたが、思ってたよりたくさんの質問が出ました。


子どもたちの疑問から授業を組み立てていく。

少し質問づくりのイメージができたかな?


物語文の新しい授業展開が出来そうです。



限界は超えるべからず


①夜な夜な頑張って、睡眠時間削って、家族の時間も仕事に変えて作っためーっちゃ準備された授業。


②睡眠時間はまぁ6時間ぐらいは確保して、家族とご飯を食べて、ちょっと余裕を持って学校にいって、よしこんな感じでやるかと10分ぐらいで考えた授業。



失敗はどちらにしてもあるんですけど、

②の方が授業が成立する。



もちろん。

1単元まるまる準備して見通しを持って臨みたい。でも、どうしてもその日暮らしな日々になってしまいがち。時間の使いた方や実力もまだまだです。


去年は時間もあって、やみくもに実践をやってました。でも、それは自分のことだけに時間を注力していたからできていたことだと思います。



もうこれからは違う。

できる範囲で、増やす引き出しは1年に1個だけ。



慌てて用意した余裕のない自分よりも、

ちょっと準備不足でも、温かく笑顔で雑談を楽しんで、よし今日もやろう!というあったかいエネルギーが表情から自然と出ている大人でありたい。



①だと頭ボーッとして、笑顔少なくて、

子どもたちからしたら目の前にボロボロの先生が立っている感じになってしまって。



自分に余裕がないのに、

子どもたちの気持ちを受け取れるはずがない。

気づくはずがない。



思いつめたせんせいなんて、

子どもたちは嫌だもんね。



最近、こんなことをよく考えます。

ワクワクセンサー

今年一番力を入れたいと思っている

会社活動が始まりました。


「ウェズレーのくに」を読み聞かせして、好きなことをとことん追求する面白さを語りました。



伝えたことは、


「なかなか好きなこと選ぶって難しいよね。わかるよ。仲良しでやりたい気持ちも分かるけど、選ぶときはね、面白いと思ったほうを選ぶと楽しくやれるもんなんだよ。自分軸を大切にね」



できた会社はというと


ベジタブル会社

新聞&インテリア会社

イラスト会社

ATM株式会社

絵本読み聞かせ会社(3チーム)

工作さいほう会社

修理会社

イベント会社

ミニ先生会社

はてなカンパニー


何よりうれしかったのは、

ユニークな会社ができたことではなく、


「面白そうやから、やっぱりこっちの会社にしていい?」

と、自己選択ができていたこと。


今だからこそ、子どもたちには「妥協ではなく、好きなこと、面白いた感じたことで選ぶ」経験をたくさん積んでほしい。


その経験が豊かであれば

ワクワクセンサー、ビンビンの大人が生まれるんだろうなぁ。


そうなって欲しいなぁ。


アップデート〜振り返りジャーナル+α〜

振り返りジャーナル×成長ノート


振り返りジャーナルを自分にとってよりよいものへ。


菊池先生が提唱している成長ノートの実践

に取り組んでいる友だちと話をしていて、感じたこと。


①書く時間

→時間は5分〜10分。ストップウォッチで時間を測って、「集中×書く」の時間を作る。書く時間は帰り会のときにこだわらない(←これは自分の中で大事) 集中して書ければ良い。


②テーマ

振り返りのテーマが思いつかないときがある。これはテーマに特別感を出そうとしすぎてたから。授業内容の些細なこと、極端なことをいえば授業で扱った四字熟語についてなど。テーマはシンプルに。書けるだけ書く。


③ノートのサイズ

大学ノートの3分の1にします。


以上、3つ。

付け足したり、省いたりと、こうすれば!という案はまだありますが、とりあえず今回はこの3つ。


振り返りジャーナルから名前も変わるかもしれません。


学び合い〜『1人も見捨てるな』

『学び合い』が始まりました。


復習&インストラクション 10分

時間は15分〜20分

説明しあいっこ 5分 男女2名以上

有志のプレゼン 5分


価値のインストラクションは以下2つ

1つ目は「助け合えるチームになってほしい」という思い。

2つ目はラーニングピラミッドを見せながら、「対話を重ねて得た学びの価値」を説明。


まずはご近所さん(班)から、相談。

近くの人が忙しそうだったら、号車で。

最後は号車を超えて。

と動ける範囲に制限をつけました。


43人でどうなるかと思いましたが、

人数が多い『学び合い』も悪くありません。


初期なので

『1人も見捨てるな』

『できた人、自分にできることは何や』

とかなりしつこく言ってます。


今はお節介焼きもOK!

僕も教えに行きます(モデルとして)


そして、

心の底からの

「できた」

「あっ、そういうことね!」

という子どもたちの言葉は何にも代え難く、

ほんまうれしいものです。


さぁ、これからです。






クラスが変わっても

放課後の出来事


去年担任していた3人の児童が「クラス変わっても振り返りお願いします」と言って、自作の「振り返りジャーナル」を持ってきました。1年間やりたいとのこと。テーマも各自で考えて。


僕が見るべきなのか、振り返りの宛先は現担任の方がいいんじゃないかといろいろ考えました。


が、とりあえず、伴走者はぼくで、現担任にも見せるということでOKしました。


全員とまではいかなくとも、きっとこの子たちにとってジャーナルの存在は大きかったんだ。最初は1、2行しか書けなかったのに。粘り強く続けて良かったと思えた瞬間でした。


43名➕3名で46名笑

徐々に現担任に移行していく予定ですが、

しばらくは、コメント25分以内を目標にがんばりたいと思います笑


今年の目標は毎日振り返ること!

気長にどんと構えてがんばります。

新学期スタート!

新学期がスタートしました。

6年生43名。教室に隙間がない笑


でもでも、ピンチはチャンス!

アイランド型を中心とした授業だと、教室空間は広くなるし。人数が多ければ多いほど、エネルギーも大きいはず。視点を変えれば、プラスに変えられそなことがたくさんあります。


今日は大阪ペースで学んだアイスブレイクでゆるく楽しんで、最後はじゃんけん大会でハイタッチのお別れ。ただ、強く叩く子が多かった、、苦笑

明日は愛と思いやりをこめたハイタッチを求めます。


振り返りジャーナルもここまで人数が多くなると、必須アイテム。43人一人一人とのコミュニケーションを大切にしていきます。


明日はホワイトボードゲームではじまりはじまり〜。