気づくタイミングまでも自分のレールに乗せていた。
振り返りから決めた行動方針が、翌日に変わることがある。その日の自分の状態や子どもたちの表情、クラスの雰囲気や場の流れなど。いろんな要素が自分の刺激となって、前日にじーっくりと考えたことが180度変わってしまう。今年はそれが多い。昨年までの自分は、前日に伝えようと予定していたことは、大抵内容を変えることなく、そのまま子どもたちに伝えていた。
遡ること2年前。『学び合い』を軸に対話的なクラスをつくっていると自信があった時期があった。朝、教室に入る。朝の挨拶。隣同士の健康チェックやペアトークを短く指示する。その後、ボクからの連絡事項と子どもたちに期待することを語っていた。そう、矢印はボクから子どもたちばかり。今思えば、ボクが対話させたいときにさせて、ボクが話したいときに語る。一方通行の言葉しかなかったのかもしれない。
「なんで、気づかないんだろう?」昨日のボクは国語のプロジェクトのとき、イライラしながら全体を見ていた。(最後に、「気づいているけどあえて言わないこと。(←気づけよという嫌味な言い方) プロセスよりも成果を重視すること。この2つを話そう)と心の中で自分と作戦会議をして、最後の語りをしたんだ。その日のジャーナルを読むボクの目は、ボクが書いて欲しいことを書いているかジャッジする目だったと思う。(あれ?気づいてないじゃない?)そんなことをボクの心は確実に呟いていた。失敗して気づけばいいと、きつめの放任に傾きそうになっていた。
次の日。なぜだか分からないけど、ボクは彼らに細かく声をかけていた。「今どんな感じ?」とオープンクエスチョンでうんうんうなづきながら。ジャーナルだけでは分からないなって思ったのかな。よく覚えてないけど、子どもたちの表情を見て、まずは聴いてみようとなったんだ。子どもたちからは「もう少しやってみる」と返ってきた。「アドバイスはするけど、必要なことがあれば自分たちから言ってきてね」とと伝えPJがスタート。そのグループには特別な言葉をかけず、引き続き進め方はお任せした。
その日の帰りの会。そのグループの子1人が自分からこう言いに来たんだ。「やり方を変えようと思ってるねん。こんな風にやってもいい?」って。正直驚いた。考えてたんだって。とても丁寧な話し方で、お互い穏やかに次の方針を決めることができたんだ。
体験を通して、子どもたちが何かに気づくこと。ボクはそのタイミングさえも、自分の型にはめていたのかもしれない。ここで気づけよ!みたいな。ボクの見えないところで、彼らは彼らなりに考えている。ボクの物差しなんて、あてになんないなーと今年はよく感じるんだ。子どもたちには子どもたちのタイミングがある。 以前のボクはAと決めたらAだってタイプだった。気づかなかったら、語って説教して教えていた。でも、今のボクは、関わり方や言葉を直前に決めるようになっていると思う。「待って委ねる」という選択肢をちゃんと持てるように。ほんとギリギリまで。
訳あって読み返す。
訳あって『学び合い』の本を読み返すことにしました。古典本の方だけを集中的に。
学び合う教室: 教師としての学習者、プロデューサーとしての教師の学習臨床学的分析
- 作者: 西川純
- 出版社/メーカー: 『学び合い』出版
- 発売日: 2018/12/03
- メディア: Kindle版
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学び合いの仕組みと不思議: ちょっとのことでクラスは変わる!
- 作者: 西川純
- 出版社/メーカー: 『学び合い』出版
- 発売日: 2018/12/03
- メディア: Kindle版
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「座りなさい!」を言わない授業: 落ち着きのない子 大歓迎!
- 作者: 西川純
- 出版社/メーカー: 『学び合い』出版
- 発売日: 2018/12/04
- メディア: Kindle版
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『学び合い』は考え方である。その通りです。ボクの場合、始めるにあたっていろんな動機があったけど、この西川先生が提唱した実践は多くの先生方に勇気を与えているんだろう。学び合いの会を開いていて感じたことです。
「子どもたちは有能である」
子どもたちの可能性を信じること。そのスタートを切るための後押しを力強くしてくれる。そんな提案だと思います。
何をいまさら!?って笑
ほっとけい。
何も考えずに…
自然を眺めがら、何も考えずにぼーっとする。わずかでしたが、そんな時間を過ごすことができました。暇があれば、授業ことや気になるあの子にかける言葉など、頭の中は「仕事」のことばかり。でも、これじゃダメなんだよなぁと。「仕事」ばかりになると、なぜか笑顔が少なくなっていく。日常の切迫感が在り方に滲み出てくるんだな。
大人にも必要な時間は子どもにだって必要なのかもしれない。ただ、ぼーっと過ごして、気持ちが乗ってきたら動き出してみる。学校のカリキュラムに「散歩」とかあればいいのにな。新カリキュラムの必要時数が現在の時数を越えようとしているのに、そんな余裕はないか。ならば教師の裁量次第だ。しかし、大阪のような都会で散歩をしても、いらぬものが目に入ってしまうではなかろうか。そんなときに自然が豊かな場所は良いなぁと思う。
Twitterをやめてもう2ヶ月が立つ。友人の話によると、新しく出た教育書に対するネガティブな内容がツイートされたり、神戸市の加害者の個人情報が拡散されたりされているらしい…。時間は有限だ。SNSまで俯瞰して、そんな動向など確認したくないな、僕は。
さて、妙見山の紅葉は緑色から少し黄色に変わってきていました。秋はもう目の前です。いい景色を眺めましょう。
本にもどって振り返り〜協同による総合学習の設計〜
社会のプロジェクトの振り返り。
- 作者: Y.シャラン,S.シャラン,Yael Sharan,Shlomo Sharan,石田裕久,伊藤篤,杉江修治,伊藤康児
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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グループ・プロジェクトの流れとQFTは同型性。非常に親和性が高かった。
- 刺激と問いづくり
- 問いの分類とサブテーマの決定
- グループの編成
- 計画
- プロジェクト実行
教師が考慮しなくてはならないもうひとつのことはグループ・プロジェクトがカリキュラムの他の内容とどの程度一貫しているかという点である。幅広い単元には多くの構成要素がありうるし、グループ・プロジェクトはそのうちの一部分である。だからそのような協同的な探究になじみにくい単元は、一斉指導をしたり、個別指導によったり、他の協同的な方法で指導したり、いくつかの指導方法を組み合わせたりすればよい。留意すべきポイントは、グループ・プロジェクトというのは、真に探究を刺激するような内容領域を扱う場合に利用されるべきだということである。
小単元によっては、探究がなじまない内容もある。単元の内容と探究的な学習がはまるところを見つけるには教材研究が必須。現在の社会は前半が一斉授業で、後半からは学習指導要領に沿った選択型の調べ学習。
本を読んで、今後の改善点と感じた部分をざっと挙げておく。
改善点
- チェックインとチェックアウトの時間設定
- 計画立案と明確な役割分担(統括、記録、委員会)→要検討
- 計画立案における対話のロールモデル
- 各グループのワークシート(問いと計画表)をコピーして、どこかに張り出しておく。それぞれのグループで何が起こっているか理解しあえる。テーマが重なるチームはお互いの探究過程が刺激になる。(予定していたが準備不足)
- プロジェクト実行中の教師の役割
資料は利用されているか
でてきた用語は理解できているか
辞書から適切な単語の意味を選べているか
→自分が理解できていない内容は発表しない
- 発表内容の精査の時間をつくる。
- 発表方法は多様である。(展示、模型、レポート、寸劇、スライドなど)
(今回はポスターセッションのみの発表となった。)
- 聴き手が理解を助けるための環境整備
→情報源と最も役立った情報を記載したプリントを用意。
まとめ方は要検討。
- 発表は一斉かブース形式か。
- コメント内容の具体例提示
発表の主要なポイント
発表の中のどんな点がよかったと思ったのか。
注文の多い料理店〜単元型『学び合い』
今年は石川晋さんが提案されていた単元型『学び合い』にチャレンジすることにしました。紹介されているのは下の本。岸和田太鼓の文化が根付く小学校での実践エピソードが記されています。
遊び・育ち・経験──子どもの世界を守る (シリーズ・子どもの貧困2)
- 作者: 小西祐馬,川田学,松本伊智朗
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2019/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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課題は全部で8つ。晋さんが提案されていた「ごんぎつね」の実践の型の大枠を真似ています。全7時間のうち3つ課題にチャレンジできることを目標としました。
①注文の多い料理店の戸に隠された表現の工夫をポスターにまとめて発表しましょう。
②図書室から宮沢賢治の絵本を探して、ブックトークをしよう。読み聞かせもOK!
③「しんしのその後の人生」というテーマであと話を書きましょう。
④好きな場面を選び、友だちとお芝居をつくって発表しよう。
⑤作者の宮沢賢治さんについて調べ、年表をつくりましょう。
⑥「注文の多い料理店の山猫としんし」でつくった問いについて、自分なりの根拠を示して、ノートにまとめ、友だちに説明しましょう。
⑦注文の多い料理店に出てくる難しい言葉を調べ、「注文の多い料理店難語句辞典」をつくりましょう。
⑧ 山猫軒を再現しよう。
⑥の問いは、全員で出し合った中から優先順位をつけて、ホワイトボードミーティングがスタート。
これまでの注文の多い料理店は、一斉で戸の表現に着目して、しんしのかんちがいと山猫の狙いをとらえる授業展開でした。戸の表現から物語を振り返ることで、宮沢賢治さんの工夫が見えてくるようになります。でも、子どもたちの振り返りを見てると「戸の話ばかり疲れた」と言われたことも…これはボクの力量不足。今回は1つの視点ではなく、それぞれの強みを生かした方法で物語をたどっていく。そんな学習が単元型『学び合い』では可能なのだと思います。
⑧の山猫軒を再現しよう。画用紙でつくった小さな山猫軒がつくられ、発表ではペープサートをするそうです。③の後話もとても面白い。なんで、しんしの顔がくしゃくしゃになったのか?という問いに答えられなかった子は、物語を書いていく過程で、どうすれば顔がもどるのか閃いたとのこと。まだ結末は分かりませんが、山猫としんしたちは再び会うことになるそうです。これも楽しみ。ともかく、それぞれが楽しく物語に触れていく。ボクの判読から出会い直していく。そのプロセスが良いなと。
最後は本の言葉を…。
社会科〜問いから始まる授業は一度終わったけど〜
問いづくりからスタートした社会科の「日本の食糧生産(水産業)」が終了。総時数は…総合も含めて、指導書で予定されている時数を大幅に上回る結果となった。
質問の焦点
子どもたちの問い
多くの子どもたちが、教師が課題を設定する授業よりも、自ら立てた問いから始まる学習を楽しんでいた。また、教科書だけで学ぶのではなく、タブレットを用いてNHKの動画を見たり、ネットで検索したり、水産庁に問い合わせたりと調べ方の幅も広がった。調べたことは班ごとにポスターにまとめさせ、ポスターセッションを行った。この準備にも時間を取られたため、アウトプットの方法も要検討である。時間管理の仕方も徐々に身につけていかなければならない。
課題は後ほど整理するとして、今回の学習において、ボク自身が大きな勘違いをしていたかもしれないことに気づいた。ボクは、この学習を社会探究プロジェクトと名付け、子どもたちと取り組んでいた。そもそもこの呼び名が間違っているよね…。どういうことかというと、今回の学習は探究学習ではなく、問いの答えを見つける学習だったということ。探求といえば良いのか。言い換えると、自分たちが立てた問い(すでに答えがあるもの)をロングスパンで調べる学習だったわけだ。市川さんの本を読んで思ったけど、東京コミュニティスクールで展開されている探究学習とは大きく異なる。(探究する力より) 答えのないもの。それを探していく旅。ボクがしていたことは答えのあるものを時間をかけて探していく旅。2050年に本当に漁獲量はゼロになるのか?という問いから、今の水産業を取り巻く課題や今後必要とされることが見えてきたプロセスはとても面白かった。でも、これも探究ではない…。なんか少しごちゃっとしちゃったな。もう一度、本を読み返してみよう。
もっというと、今回の学習でキーとなるのは「問いを立てる力」と「検索力」パソコン一台あれば、なんとかなってしまう学習なのかもしれない。既存情報を調査するだけの学習。問いから問いが生まれる子はいたけれど…モヤモヤ。
共に創り上げること。
「君たち」はどうしたいのか、「ボク」はどうしたいのか。この2つからスタートを切ることは大切だ。それぞれの願いから始まることは、なんらおかしいことではない。でも、本来共に進むメンバーであるはずなのに、それぞれの考えを、あちら側とこちら側に分けてしまうから、一向に折り合いがつかない。分けていることに気づかず、話し合いの場もないのに意見を聞いただけで民主的な場であると混同する。これは教室リフォームに限らない。
先週、動きがあった。有志の子どもたちが学級の月目標をつくり、その目標を黒板に書いたときのこと。一部の子たちで決めた目標だった。担当の子がサークルタイムでそのことを伝えた。ただ、クラスのメンバーは分かっているのか分かっていないのか曖昧な表情。「なんで、みんな反応してくれないの?」と悩むメンバー。「それはね、君たちだけで決めたからじゃないかな?」と振り返りをした。
その翌日のサークルタイム。有志の子どもたちは、なぜ月間目標を立てたいのか、それをどのようにつくりたいのかを丁寧に話し、個々に大切にしたいことを書いてもらうため付箋を配った。その日のジャーナルにはこう書いてあった。「せんせー、決めるって時間のいることだね。なんか急いでやりすぎたかも。あと勝手に決めなくてよかった。みんなの目標が自分たちだけの目標になるところやった」
ともに創り上げるって聞こえはいいけど、そんなスマートにいく話ではなく、本当に泥臭い。「私たち」の一員として、「ボクはこうしたい」を伝えたり、リーダーとして「こうあるべきだ」と伝えたり。断言するよりも、対話的にいきたいところ。ただ、ともに創り上げていくときに「こうした方が絶対にいい」と焦ったら、大抵上手くいかないんだ。そこには「ボクが」しかないのだから。
照れくさい言葉も物語に乗せれば…
朝の読書サークルで読み聞かせしました。
読むのは初めてです。
- 作者: マックス・ルケード,セルジオ・マルティネス,ホーバード・豊子
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 1998/10/05
- メディア: 単行本
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「君たち全員のことを大切に思っている」
少し照れくさくなる言葉も、絵本のストーリーに乗せると自然体で伝えられる。絵本が持つ力だと思います。パンネチロやエリの言葉に気持ちを込めながら、丁寧に丁寧に読みました。少し悔いが残るのは、子どもたちの顔を見ながら読み聞かせをしていると、これまでのいろんなエピソードが蘇ってきちゃって…不覚にも、読み終わった後に涙が少しだけ出てきてしまいました。途中から感情がぐるぐるし始めていたから耐えたかったのだけれど…
子どもたちには、なぜこの本を読みたいと思ったのか正直にお話ししました。最後は一人ひとりにハートカードをプレゼント。本当は☆マークのシールだって必要なくなればいいのだけど…ね。この本はボクのお気に入りの一冊になりました。
※今年度、読み聞かせした本は25冊です。
今月読んだ本
「ボク」の教室リフォームから、「私たち」の教室リフォームへ
教室リフォームPJがついに始まりました!といっても、今年はかなり慎重に(丁寧に)進めています。リフォームにチャレンジした1.2年目は、とにかく畳のスペースをつくりたいという僕の思いが強過ぎて…「ボク主導」のリフォームになっていたんですよね。もちろん、畳コーナーに賛同する子たちは沢山いました。が、しかし子どもたちの手で試行錯誤し、自分たちの学びの場をよりよくしようとするプロセスは…残念ながらあまりなかった気がします。
そこで、今年は事前にアンケートをとりました。リフォームされた教室の写真(岩瀬さんやボクの)を見せて、どんな教室がよいか振り返りジャーナルに書いてもらったのです。
- 読書スペースがほしい
- 班の形はお願いだからやめてほしい
- 今の教室の雰囲気を変えたい
- 今のままがいい(慣れてるから)
- 読書スペースなんかいらない
- ゴロゴロできる場所がほしい
- 班の形だと首痛そう
- 卓球台を入れたい
変えたい:変えたくないの比率は17: 8。班の形がいやだという子に理由を聞くとこれまでの授業で騒がしくなった経験で集中できなかったことや、昨年度1年間班の形のままで過ごし、その中で首を横に向けながら板書を写す一斉授業の経験があったからでした。
「うーん、今回はリフォームにチャレンジするのは難しいのかなぁ」と弱気になっていると、数名がジャーナルに書いたレイアウトが飛び込んできました。「私の班は1人で勉強したいと言っている人がいたから、班の形と1人で学べるスペースをつくってみました」という言葉がレイアウトとともに添えてあったのです。
「あー!そっか。みんなにそれぞれの意見を共有して、それを踏まえたレイアウトを考えてもらったらいいんや!」また同じ失敗を繰り返すところでした。勝手に「畳を置く」と決断したのと、今回のように勝手に「リフォームできない」と決めるのは同じこと。そこにあるのは「ボクが」であって、「子どもたち」はない。「私たち」ではない。そこで今日!子どもたちにジャーナルに書かれていた賛成派・反対派の意見を伝え、異なる意見を両方生かした教室をつくってみようと伝えました。その名も「第一回教室リフォーム〜レイアウトコンテスト〜」
こんな流れで進めました。
- ホワイトボードにレイアウトを書く
- 班で1つに決める
- 実際にそのレイアウトしてみる。
次々と生まれる教室のレイアウト。どれも斬新なものばかりで、子どもたちはボクの想像をいとも簡単に超えていきます。結局、班でまとめきれず。チョウチョウタイムで各班のレイアウトを見て、一票だけ投票することにしました。「選ばれたレイアウトをとにかくやってみよう。やってみなきゃ分かんない」って。
選ばれたレイアウトはこんな感じ。
ベスト3に選ばれたレイアウト。
その他
面白かった。ただただ面白かった。ボクの凝り固まった頭では思いつかないアイデアばかりです。理科専科の先生にも、どこまで机を黒板に近づけてよいかなど、配置について意見を頂きました。そして移動!
「えー!めっちゃ広いやん」
「椅子と椅子があたる〜。腰痛い」
「じゃぁ、角度変えてみたら?」
「それやったらいけるけど、うるさくなりそう」
まだまだ試行錯誤は続きそうです。でも、これこそがボクが望んでいたこと。「ボク」と「子どもたち」じゃなく、「私たち」で考える教室。そんなスタートを切れたんじゃないかな。さぁ、明日は1日この配置で過ごします。
二学期の指導計画(国語)
今年のめあて
・スタートを切る前に見通しを持つこと。
・読書家の時間(2時間)のうち1時間は図書室利用時間とする。→教室の本が不足してるため。
・作家の時間はジャンル学習→自由選択制へ
・単元型「学び合い」でプレイフルに教科書の物語を読む経験を積む。
・読書家はミニレッスンよりも、ブックトークと読み聞かせ。
・冒頭5分を漢字テスト(週3回)
→自学とブロックアワーで反復練習
・文法事項
→自学プリントとブロックアワーでカバー
そこで、二学期の指導計画を立ててみた。教科書教材で扱う必要時数とテストの時間差し引きし、残りの時数をリーディングとライティングワークショップにあてる。ある程度の見通しがもてれば、行き当たりばったりなチャレンジにならずに済むかな…?計画だから変更はあるだろうけど。(これまでは時数マネジメントが全然できていなかったから…)